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　やりたいと思うことがどんどん見つけられるようになってきて、そこへ向かって突進していた1歳児クラス。この頃少し立ち止まって「ともだち」を見つけて一緒にすることが多くなってきました。

　自分だけではなく周りの存在があることに気づき、「なにしてるのかな？」「一緒にやりたいな」と思う気持ちが生まれてきたところです。でも今はまだ、言葉を覚え始めたところで、場面にあった言葉や思ったことを伝えることは難しい時期です。くっついて何か楽しそうに遊んでるなと思っていても、保育士が一瞬他に目を向けたすきにどちらかが泣いていたり、取り合いになったり、倒れていたり思いがけないことが起こります。

　それでも先生たちは、子ども一人ひとりの言葉や気持ちの成長を把握して共有して、みんなが楽しく過ごせるように工夫しています。自分だけでなく相手がいることで思いをぶつけたり、気遣ったりできるようになるのはまだまだ先のことかもしれませんが、気持ちはスタートしています。相手にとって嫌なこと、嬉しいこと、相手を想っての色々な事や気持ちに気づけるようサポートして、ともだちが大好きになって仲良しがたくさんできると良いなと思います。