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自然の宝庫 里山の恵み(湘南わもっか保育・・・5歳児クラス)

 園舎裏の里山は、木や葉、土、水、泥、中々触れる機会が少なくなっている現代の子どもたちが、自由に遊べる空間です。
慣れないうちは汚れることを嫌がっていても、触れているうちに気持ちよさや楽しさに気づき、大好きな場所に変わっていきます。

 

 木陰の心地よさを感じながら風に揺れる木の葉や影を楽しんだり、見つけた木の実を宝物のように集めて飾ってみたり、幹を歩く虫を見て何の虫かなと考えたり、一人ひとりが好きなことを見つけて里山にいる時間を楽しんでいます。

 

ちょうど良い穴がある切り株を見つけて作っているのはケーキかな?

 
触ってみたら良い匂いがした葉っぱ。「におってみて!」とそーっと鼻に近づけてくれました。

 

 里山で伐採した長い丸太を園庭に置いたら面白いかも・・・いざ運ぼうとしましたが一人ではとても運べません。見渡すと、じゃがいも畑に雑草抜きをしている5歳児クラスを発見!「力を貸してくださーい!」と声を掛けると、「いいよ―これ終わったらね。」とお手伝いに来てくれました。

どうやって運ぶ?一瞬途方にくれる子どもたち

 
やっとここまで来た!どこに置くか園庭を見渡して考え中

 

 「いずれは木登りできるように高くしたい、でも小さい子もいるから斜めにして少しずつ高くしていこう!」ということになり、築山に埋めることになりました。

登って確かめて「これなら小さい子も大丈夫!」と太鼓判!

 

 あるもので考えて何が出来るかなと考えることが楽しい、それで遊んでくれるのを見るのは嬉しい!そんな気持ちで創造力がどんどん生まれ、楽しみを見出せるといいですね。子どもたちの発想力は無限大、5歳児クラスの力は百人力でした。