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何が出来るかな?(湘南わもっか保育園-3歳児クラス)

 新しい友だちを迎えたクラスからは泣き声や誘い合う声、色々な声が聞こえてきます。家族と離れて過ごすのは不安な気持ちがいっぱいでしょうが、これから少しずつ先生や友だちに慣れ、ここにいれば安心、楽しいと思ってもらえるようになると嬉しいです。

園庭には里山にある竹や丸太を自由に使えるようにいろいろな大きさで置いてありますが、それを手にした3歳児あんず組が何やら作り始めました。

 

「こういうの創りたいんだけどな」(イメージすること)「どうしたらできるかな」(考えること)「難しいから手伝って」(声にすること)子どもたちのつぶやきを聞き逃さないよう、職員は一日中耳を大きくしています。困っているときは先生たちの出番です。トンカチを取り出しコンコンコン!やってみたい子には手を貸して一緒に叩いたり、磨くとギザギザがとれる”やすり”を渡したり。

 

ここかな?どれかな?考えながらやってみることはワクワクします。

 
危ないからダメ!ではなく安全にできるやり方を教えてあげれば危なくないのです。

 

音につられて集まってきたみんなの前で組み立てて水を流すと、滝のように川が流れていき大歓声!
「すごーい、よくかんがえたね」とあちこちで見ていた先生たちからも拍手。

流れる先を見つめる真剣な顔。最後まで流れると大歓声に沸いていました。

 

すぐに手伝ってしまうのではなく、考える時間、ヒントをあげて自分たちでやってみることを大切に、色々な事に挑戦しています。