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　湘南まるめろ保育園の園庭には長いスロープがあります。その一番高い場所では、ご近所を回っている清掃車を間近に見ることのできる「ベストポジション」となっていて、清掃員の方がごみをパッカー車へ入れる様子をフェンスにかじりついて見学する姿がたびたび見られています。また砂場で作った物を運んで来ては「ままごと」が始まったりとみんなのお気に入りの場所でもあるのです。ただスロープは傾斜があるため、砂や落ち葉があると滑って転んでしまう原因となります。これまでは様子を見ながら職員が砂をホウキで掃いていたのですが、それを見た子どもたちが率先してお手伝いをしてくれることもしばしばあります。でしたら子どもも大人も気が付いた時に掃き出しが出来るようにと、これまで倉庫に保管していたホウキをすぐ手の届く場所に移しました。

　今日はそんな掃き掃除に関する様子をお伝えします。園庭遊びに夢中になっていた、２人の男の子がホウキを持って、早速「掃き掃除遊び」が始まりました。楽しそうに掃いている様子を見ていた友だちが次々に集まって来て…次々にホウキを手にして掃き掃除‼ スロープはみるみる綺麗なスロープへと大変身！
楽しいから始まるお手伝い‼ 「これ手伝って！」と言われてするお手伝いよりもきっと楽しかったはず！今回は子どもたちが自発的に行ったものですが、ちょっと周りの環境を変えるだけで子どもたちの気付きに繋がることも多くあります。そんなきっかけ作りをご家庭にも仕掛けて置いたら、きっと張り切って楽しくお手伝い出来るのではないでしょうか‼